「南極物語」から

テレビで「南極物語」(日本版)をやってました。 南極に置き去りにされたワンちゃんたちが必死に生きのびようとするシチュエーションを日本版「南極物語」から貰ってディズニーが新たに作ったアメリカ版「南極物語」の公開にあわせたものです。 アメリカ版…

もういちどWBC

野球のことはあまり詳しくないので、もう書かないつもりだったのだけど、きょうの「アメリカ×メキシコ」戦でアメリカがアララの2失点負けしたせいで、棚ボタ式に日本チームのWBC準決勝進出が確定するという椿事が起こり、とりあえず「あと二試合ガンバレ…

残念!ワールドベースボールクラシック

うーん、無念。 WBC2次リーグ、日本は韓国チームに負けちゃいました。 サッカーは十数年前まで韓国との間に歴然とした実力の差があって、日本はなかなか韓国に勝つことが出来なかった。最近ようやく実力の差がちぢまって、代表チームどうしの試合では五…

ロバート・ボルトのこと

きょう「花咲くチェリー ロバート・ボルト戯曲集」という本を店に並べました。 ロバート・ボルト(1924-1995)といってもあまりなじみのある名前ではないと思います。 この本には表題作の「花咲くチェリー」(木村光一訳)と「すべての季節の男」(小田島雄志…

柴門ふみ

柴門ふみさんの漫画を久しぶりに読みました。 「小早川伸木の恋」(全5巻)です。 久しぶりといっても、彼女自身が年1作か2作ぐらいしか漫画を書かないのでそうなってしまうだけで、私自身は彼女のほとんどの作品を読んでると思う。 私の読書記録を見てみ…

啓蟄

ほんとに久しぶりに新たな古本を棚に並べました。 といってもたかが数冊ですが、あまりに久しぶりなので出品した本の情報を今までどんな順番で書き込んでいたかすら忘れている始末。 笑い話にもなりゃしない。 ブログに限らずなんでもですが、続けていたこと…

ことしの日本アカデミー賞

昨夜、テレビで日本アカデミー賞の授賞式を見ました。 結果は「ALWAYS三丁目の夕日」が主要部門をはじめ多くの賞を受賞。 授賞式の放映権を持つテレビ局が製作に関係した映画が賞を総なめにするという、大変わかりやすい構図の出来レースでした。 去年の衆議…

モラエスと「孤愁 サウダーデ」

「盆」を過ぎたら、昼間の暑さはまだまだ続くものの、朝夕がすごしやすくなってくるとは昔からいわれてますが、全くその通り、この文を書いている8月16日午前5時の徳島市は、空は雲ひとつない快晴で、心地よい風も適度に窓から入ってきて、じつにすがす…

杉浦日向子さん死去

今朝一番の驚き。 杉浦日向子さんが亡くなったこと。 病気だったことも知りませんでした。 下咽頭ガン、46歳。若すぎます。美人とは思わなかったけれど(若い頃の写真には超美人に写っているものも多々ありましたが)、すごくかわいらしい女性としてみてま…

「お宝」雑誌

「古本屋グラッパ」のウェブサイトを作ってから1年余り、名前だけつけながら1冊も商品をならべなかった棚がありました。 「雑誌」と名づけた棚です。 私は、何でも取って置き魔で、何十年前の週刊誌なんかも後生大事においてあるものが相当あるんです。 例…

李舜臣

久しぶりに―ほんとに久しぶりに、ブログを書いてます。 なんか2、3ヶ月入院していて退院してきた人間が、体をならすために軽い運動を始めたみたいな感じ。 ボチボチあわてずにいきます。 北朝鮮の拉致被害者の蓮池薫さんが韓国の小説を翻訳して出してます…

三田村鳶魚

このところ、このブログが開店休業のような状態になっていて、読んでくれている方には申し訳なく思ってます。 今しばらくはこんな状態が続きそうなんですが、きょうは久しぶりに少し時間の余裕が出来たので、なるたけ短めに文を書きます。 これまで古本屋グ…

「古本寅の子文庫」さんの紹介

私的な諸事情から、この日記だけでなく、古本屋グラッパの店のほうに商品を並べる作業も滞っている状態が続いています。 店に商品を並べる作業は4月3日に行なって以降とうとう一ヶ月お休み状態が続いてしまいました。 ゴールデンウイークもあまり時間がと…

政治的なこと

今回の中国と韓国の反日デモの件は、日本人として相手に対して腹立たしく思うことが多々あるのですが、考えようによっては、やっと竹島問題、あるいは言論統制と反日教育で国民を洗脳してゆく国家政策の恐ろしさを日本人に知らしめたというてんで意味のある…

私の千駄木②谷中銀座

大学時代は外食が多かったんですが、一応は3合炊きの小型炊飯器を持っていましたので、たまには自炊もしていました。 そんな時の食材の買出しは、千駄木時代はもっぱら歩いて3、4分の谷中銀座商店街を利用してました。 千駄木を離れてすでに30年近くな…

私の千駄木①千代田線

「古本うさぎ書林」の店主芳賀さんは、前にも書いたんですが、私がオンライン古本屋を開くにあたって、その著作を教科書がわりに使わせてもらった方で、相互リンクもまずこの方にお願いして張っていただきました。 そんなわけでオンライン古本屋を運営してい…

桂文枝さん死去のこと

先回の文の9代目正蔵お披露目パレードの前日、3月12日に大阪では上方落語界の重鎮5代目桂文枝が亡くなっています。肺癌、74歳、ちょっと若すぎますね。 関東では、テレビでもラジオでもいいのだけれど、上方落語を聞く機会ってあるのだろうか? こん…

9代目林家正蔵

きのう3月13日、林家こぶ平改め9代目林家正蔵(正式には3月21日の口演からだそうですが)のお披露目パレ-ドが東京の上野・浅草で行なわれたとか。 沿道には14万5千人が集まったとかで、テレビで見ているとたしかに大盛況のパレ-ドだったみたいです…

「金ちゃんヌ−ドル」

つれづれなるままにインタ-ネットを眺めていたら、テレビのバラエティ番組「トリビアの泉」のファン・サイトで興味を引く記事に出くわしました。 このサイト(「トリビアの泉で沐浴」http://www.oride.net/trivia/index.htm)では番組に登場した過去のトリビ…

店の看板の描きなおし

数日前に思い立って、「古本屋グラッパ」のホ-ムペ-ジの表紙を大幅にリニュ−アルしました。 それまでの表紙は昨年9月に作ったもので、作った私自身、いろいろ不満のあるものだったのですが、とりあえず見てくれた人が「ああ、古本屋だな」とは分かってくれ…

今年のアカデミ−賞最終結果

結局、今年のアカデミ−賞は、クリント・イ−ストウッド監督の「ミリオンダラ−・ベイビ−」が作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞と、主要な4つの部門でオスカーを獲得しました。オスカ−の数の上では「アビエイタ−」が5つで多いけれど、主要部門は助演女…

アカデミ−賞の発表

2週間ほどブログを書くのをお休みしてしまいました。 家族が寝静まってから、ゴキブリのごとく布団から抜け出してパソコンに向かう身としては、2月の夜の冷え込みは相当きびしいものがあり(私一人のために部屋を暖めるのも気が引けて暖房はつけず)、「風…

「板東俘虜収容所」のこと

徳島の鳴門市大麻町に「ドイツ館」という建物があります。 「ドイツ」の名前は今からおよそ90年前にこの地にあったドイツ人捕虜の収容所に由来しています。 その収容所の正式の名前は「板東俘虜収容所」といいます。 「俘虜」は「捕虜」と同じ意味です。1…

韓国でロマンポルノ

もうすでに3月号が店頭に並んでいるのでちょっと古い話になるのですが、「文藝春秋」2月号の巻頭随筆に寺脇研さんが「韓国でロマンポルノ」という一文を載せていました。 昨年11月、韓国ソウルの映画館で日本の文化庁主宰の日本映画上映会が催され、そこ…

新幹線を止めた受験生

二日前から昨日の朝にかけてのテレビで、電車を乗り間違った大学受験生の話を数回、目にしました。 郡山市で行なわれる受験に向かうべく福島市から上り新幹線に乗った受験生が、自分の乗った新幹線が大宮駅までノンストップで目的の郡山には停車しないことに…

漢字の読み書き能力

新聞に、文部科学省所管財団法人の総合初等教育研究所による小中学生感じ読み書き能力の調査結果が載っていました。 全国の小学2年生から中学2年生までの1万5千人を対象に調査していて、結果は1980年に実施した時よりもほんのちょっぴり良くなってい…

江戸川乱歩全集のこと

昔(今から二、三十年前)、元日の新聞を開く楽しみの一つに、出版社の広告を見ることがありました。新潮社、文藝春秋をはじめとする大手の出版社が、その年の出版予告を大きく載せていたからです。 それをみて「エッ、あの人の個人全集が今年の秋から出るの…

ふたたび蜂須賀重喜のこと

1月14日の日記に初めてコメントが付きました。 正直、今まで[コメントを書く]欄に書き込みを寄せてくれる人がなく、少しさびしい思いもしていたので、このコメントを見つけたときは嬉しかったです。 コメンテ−タ−さん、ありがとう。 同じ文章がダブって…

懺悔

読売新聞の日曜版に「駅」という連載があって、毎週日本や世界の鉄道の駅が紹介されています。1月16日の特集は東京の国立駅でした。これを見て、四半世紀前に私がやらかした出来事を思い出しました。 当時、私は東京で卸業の営業の仕事をしていました。作…

蜂須賀重喜のこと

前回に続いて江戸時代の阿波徳島藩のことを書きます。第11代藩主蜂須賀重喜のことです。 蜂須賀のどの殿様が何代目になるかは初代を誰にするかで説が分かれるところです。 はじめ秀吉は自分のために尽くしてくれた蜂須賀小六正勝に阿波の国を与えるつもり…