店の看板の描きなおし

 数日前に思い立って、「古本屋グラッパ」のホ-ムペ-ジの表紙を大幅にリニュ−アルしました。
 それまでの表紙は昨年9月に作ったもので、作った私自身、いろいろ不満のあるものだったのですが、とりあえず見てくれた人が「ああ、古本屋だな」とは分かってくれそうな出来ではあったので、そのまま半年やってきました。
 前のは自己採点で、100点満点の40点ぐらいだったかな。
 ホ−ムペ−ジ作成ソフトの「ホ−ムペ−ジ・ビルダ−8」をインスト-ルして、説明書もソフトに付いてるやつだけじゃ心もとないので2冊ほどわかりやすそうな本を買い込み、昨年5月ぐらいからホ−ムペ−ジづくりに励んではいたんです。だけど、なかなか当初の計画どおりに前進しなかった。
 だいたい、買った参考書はシロウト向けのはずなのに、シロウトにはチンプンカンプンの横文字が山のように出てくる。サッパリわからなくってパソコン用語の辞典を買ってくると、今度はその辞典に載っている説明文に別の意味不明の横文字が登場してくる。
 はじめのうち質問に答えてくれていた息子ふたりも、度重なるオヤジの質問攻めに、次第に「付き合ってらんねえよ」という態度をあらわにしてくるし、嫁に聞くと「これはこうするのよ」と間違った知識を教えてくれるし、そんなだから一歩の前進に相当時間がかかっています。 
 前の表紙を作成した時は、画面左上の文を右下に移すだけで2,3日かかるというような状態でした。
 文をクリックしてマスで囲んで、思っている位置にマウスでひっぱて来ようと思ってもマスが思うように動いてくれない。それじゃあと文をコピーして思っている位置に貼り付けようとしたら、「貼り付け」のクリックをした途端に画面が瞬いたようになって、それまでに作ってきたペ-ジが一瞬にして空白になってしまう。そんなことの繰り返しでした。(私はいまだになぜそうなるのかわからずにやっている状態です。)
 これを読んだホ−ムペ−ジ作成に熟達した人は「初歩的な操作ミスじゃん」と思われるかもしれません。
 でもきっと、ホ−ムペ−ジを作る際私と同じような歯がゆい思いをした人がいるはずです。そんな経験をして私の苛立ちに共感してくれる人、ぜひコメントを寄せて私を慰めてください。
 で、七転八倒の生みの苦しみの末作り上げた前のホ−ムペ−ジの表紙だったのですが、作った当初から不満いっぱいのものでした。
 一番大きな不満は「キ−プ・レフト」のペ−ジになっていたことです。
 9月の作成時には「ホ−ムペ−ジ・ビルダ−」でいう「どこでも配置モ−ド」で作ったために、ウィンドウの幅に合わせてレイアウトが自動的に調整されるということがなく、ウィンドウの幅が狭くなると右側の画面がどんどん削られていくんです。それが恐くて全体を左側へぎりぎりまで寄せてあったため、逆に画面をめいっぱい広げた状態で見ると、ずいぶんと左よりの構成になっていました。我ながらかなりブサイクだなとは思っていたのですが、どうやればいったん作り上げたペ−ジを中央揃えに直せるのかわからず、そのままでやってきました。
 また、これは11月ごろオンライン古本屋をやっている同業の方から指摘されてはじめて気が付いたのですが、前の表紙では文字のサイズを大きくすると表とその下の文字列が被って、大変見づらい画面になっていたのです。こちらは文字のサイズを「中」に設定して、それでおかしくないようなペ−ジを作っていたのですが、考えてみると、見る側はどんな文字サイズで見ているかわからない。これなど、全く思い至らなかったことです。
 それやこれやで、世は年度替りの時期でもあるし、前のトップペ−ジ作成からちょうど半年経っているしということで、うまくいくかどうか恐くもあったのですが、トップペ−ジのリニュ−アルとあいなったしだいです。
 作り変えにあたっては、「よりシンプルに」を心がけたつもりなんだけれど、うまくいったといえるかどうか、前のトップペ−ジを知っている方の感想を待つしだいです。